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Vol.2:アッサンブラージュとは?ボルドーが誇る伝統と革新

Vol.2:アッサンブラージュとは?ボルドーが誇る伝統と革新
白ワインのアッサンブラージュにも「理由」がある
前回のコラムでもご紹介した、ボルドーの「アッサンブラージュ(=ブレンド)」。赤ワインのほうが注目されがちですが、もちろん白ワインでもアッサンブラージュを行います。白ワインの場合も、知識と経験をフルに生かして、自分たちの理想のワインを作り上げていくことに変わりはありません。

 

ボルドーワイン生産者たちは、各区画や品種のワインを別々に試飲して、あらゆる品質と特徴を察知します。まるで偉大なシェフたちが風味を調和させた逸品を生み出すように異なる品種のワインをアッサンブラージュして、年とともにワインが熟成していくことも考慮しながら完璧な調和とバランスを生み出だします。

 
 
 

白ワイン用の主要ぶどう品種はこの2つ
白ワインのアッサンブラージュで主役となるのは、「ソーヴィニヨン・ブラン」と「セミヨン」という2つの品種です。
さて、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。まずは、それぞれの香りや味わいの特徴を見てみましょう。

 

◆ソーヴィニヨン・ブラン
・香り:グレープフルーツなどのフレッシュで華やか。ハーブのような香り
・味わい酸味が強く爽やか
・特徴若いうちのフレッシュ感が魅力
 
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フレッシュでハーブの香りがするソーヴィニヨン・ブラン

 

◆セミヨン
・香り:白桃などの淡く優しい香り、グリエの落ち着いた香り
・味わい酸味がおだやかで厚みがある
・特徴熟成によって生まれる複雑な香りと味わいが魅力
 
ati_semillonImg01

貴腐ワインによく使われるセミヨン

 

どうですか?比べてみると、実はとても対照的な品種であることがわかりますよね!

 

華やかですっきりとしたソーヴィニヨン・ブランに、落ち着いた厚みのあるセミヨンをブレンドする。
それによって初めて、単一品種では決して出せない、複雑な香りと味わいが表現できるんです。

 

そして、もうひとつの重要なポイントがこちら!

 

☆ ソーヴィニヨン・ブラン:果皮が厚く、貴腐ブドウになりにくい
☆ セミヨン:果皮が薄く、貴腐ブドウになりやすい

 

そうです。ボルドーの白ワインで忘れてはいけないのが、極甘口の貴腐ワイン。

 

セミヨンが貴腐ワインによく使われているのは、品種の性質によるものだったんです。
ソーヴィニヨン・ブランは、セミヨンの貴腐香を和らげて華やかさを出すためにブレンドされるそう。
白ワインのアッサンブラージュも、タイプによってきちんと理由があるんですね!

 
 
 

挑戦し続けるボルドーワイン生産者たち
ボルドーの白ワインは、すっきりした辛口からコクのある甘口まで、本当に驚くほどバリエーションが豊か
独自のアッサンブラージュの技術があってこそ、これほどのバリエーションが可能になるんですね。
その生産の舞台裏には、醸造家や栽培家、醸造責任者らの弛まない挑戦と努力があります。そして後世~次世代の若手生産者たちがそのノウハウを継承し、かつ最新技術を取り入れた革新的なワイン造りを続けているのです。
 

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ワインのあらゆる特徴を熟知するボルドーの生産者たち

 

やっぱりすごいぞ、ボルドーワイン!!